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山登りと健康

'15/2/14 (Sat)

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昨今TVでは、さかんにウォーキングが健康に良いという情報を流しています。

 

確かにこれは間違っていません。

 

しかしながら、このイメージ付けは、ウォーキングしていれば運動は十分に足りているというような錯覚を起こしている人は少なくないだろうと僕は思います。

 

同じような事は、ストレッチにも言えます。

 

ストレッチを運動だと思っている人がいますが、ストレッチは運動ではなく準備運動なのです。

 

僕もそういうつもりで言うのではありませんが、この事をズバッと患者さん言うと、ガクッとくる患者さんがかなりいます。

 

ちなみに運動とは筋肉を縮めることです。

 

筋肉を伸ばすことではありません。

 

縮めることで生じるパワーを利用するのが運動なのです。

 

矛盾だと思われるかもしれませんが、筋肉を伸ばしつつパワーを出せると更に運動効果は高まります。

 

これを書物などでは『エキセントリック』という言葉を用いて説明しています。

 

 

さて、いつものように本題から脱線して始まる僕のブログですが、話を元に戻します。

 

おそらく僕のブログを読んでいる方の多くは若い方なのだろうと思います。

 

これは、実年齢だけでなく気持ちも含めてのことだと思っています。

 

ちなみに気持ちが若ければ肉体年齢もだいたい若いというものだと思います。

 

そして、そういう方にとっては、ウォーキングは運動にはならないと思っていた方が良いと思います。

 

もちろん、例外というものはあります。

 

退院後など身体が弱体化してしまった時には、一時的にはウォーキングは運動としての効果は十分にあります。

 

では平時においてはウォーキングに変わって、どういうことが運動なのかというと、特別な競技を除いては山登りやスロージョギング(6,7km/h)などが挙げられます。

 

ここでは、山登りについてお話ししたいと思います。

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山登りにおいて最も重要なことは、山から下りることです。

 

いきなりふざけた事を言うなと思うかもしれませんが、登った以上は下りてこないといけないのが現実なのです。

 

たまにTVのニュースなどで、木に登ったクマが下りてこれなくなったというハプニングを見ることがありますが、これを山登り当てはめてみていただければ腑に落ちるのではないかと思います。

 

さて、山登りと言っても基本的には歩くだけのことです。

 

行為そのものはウォーキングと何ら変わらないのですが、自分の身体をより高い所へ自力で持ち上げるということが避けては通れないのです。

 

しかも、それが頂上に至るまで続くのです。

 

そして、自分の身体を自力、脚力で持ち上げるということが運動になっているのです。

 

この時に起こっている最大の特徴は、股関節の大きなしかも連続した曲げ伸ばしです。

 

また、この運動は胃腸の働きを活発にするので、山登りの翌日にはウンコがどっさり出て益々健康になります。

 

 

考えてみていただきたいのですが、日常生活の中で股関節を大きく曲げ伸ばすことがあるでしょうか。

 

せいぜい椅子から立ち上がるくらいなものでしょう。

 

階段を使う人もそれほど多くはないと思います。

 

そうなると、平地を歩くだけなので、それでは股関節はほとんど曲がっていないのです。

 

 

ロコモティブシンドロームという言葉を聞いたことはありますか。

 

これは、運動器(筋肉、骨、関節)の衰えや障害によって、介護が必要になるリスクが高まる状態のことです。

 

股関節を動かす筋肉の機能の低下が主な原因であると僕は考えています。

 

特に腸腰筋という股関節を曲げる筋肉の筋力低下です。

 

つまり、自力できちんと股関節の曲げ伸ばしが出来て、筋力低下していないのが健康の秘訣なのです。

 

ちなみに、サッカーの本田選手は腸腰筋を鍛え直してから更に活躍するようになりました。

 

素人にプロのマネはできませんし、そこまでする必要もありませんが、健康を維持するためにはある程度のトレーニングは必要ではないでしょうか。

 

その1つのトレーニング方法として山登りはいいものだと思います。

 

 

僕は山登りが好きで、東京近郊の山にたまに登りに行きますが、山に登っての一番の楽しみは頂上での昼飯です。

 

僕のことを知る人にこの事を話すと驚くようです。

 

どうやら僕は人からストイックな人間だと思われているようで、まさか花より団子的な話が出てくるとは思いもよらないようです。

 

昼飯は大体いつも711のおにぎりとみそ汁とコーヒーです。

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みそ汁とコーヒーは、お湯を沸かして注ぐだけのインスタントのものですが、山で温かいものを食べれるというのは最高の贅沢だと思っています。

 

何と言っても身体を動かした後、空気のきれいな所で食べるのは最高に美味く、これ以上ない喜びを感じます。

スポーツの秋

'13/9/27 (Fri)

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夏の暑さから解放され身体を動かしやすい気候になりました。

 

僕自身、真夏は12km走るのがやっとでしたが、ここ最近は余裕で15km、来週は20kmに延ばそうかと考えています。

 

そして、10月末は35km、11月24日は筑波マラソンで2回目の42.195kmで3時間3x分を目標にしています。

 

先日の隅田川ランではこのような写真の光景を目の当たりにして驚きました。

 

 

さて、スポーツ・運動が体力向上、血行促進、心肺機能向上など身体的に効果があるのは言わずと知れたことですが、身体だけではなく精神的健康にも効果があるのです。

 

私たちは精神的健康が保たれている時、精神的な緊張と弛緩のバランスがうまくとれています。

 

一方、精神的不健康な状態になってしまった時、このようなバランスがとれなくなり、大半は弛緩できずに緊張しっぱなしの精神状態となってしまいます。

 

このような状況下では身体にも変化が起こってきます。

 

精神的緊張が自律神経のバランスを崩し、交感神経が興奮状態となって身体的緊張を誘発します。

 

分かりやすく言いますと、筋肉が常に緊張して硬くなった状態となり、血流が悪くなり身体に様々な変調を起こします。

 

肩こり、頭痛、めまい、腰痛、便秘、下痢、胃腸障害、倦怠感、疲れやすい、などなどです。

 

 

しかしながら、スポーツ・運動によってこれらを改善することができます。

 

スポーツ・運動をすること、つまり身体を動かすことは、自ら手足や体幹の筋肉を緊張・弛緩させていると言い換えることが出来ます。

 

筋肉の特徴として、緊張した状態から更に緊張させて脱力することで、始めあった緊張も無くなり弛緩した状態となります。

 

つまり、精神的緊張が身体的緊張を引き起こしている時、スポーツ・運動をすることで身体的緊張が緩和され筋肉が弛緩することで、交感神経の興奮が和らいで自律神経のバランスが整い、精神的にもリラックスしてくるのです。

 

 

スポーツ・運動によって現代のストレス社会によってダメージを受けたココロの状態を改善させることができるでしょう。

'13/1/25 (Fri)

哲学的な話になります。

 

人生は股関節の歴史であると言えるのではないでしょうか。

 

 

残念なことに先天性股関節脱臼という疾患を生まれながらに患ってしまった股関節があります。

 

無事生まれてきた大多数の股関節も最初は100%寝たきりです。

 

いつ頃からかじっとしていられなくなり、ハイハイからよちよち歩きができるようになると周りで見ている股関節たちは狂喜乱舞します。

 

転倒をくり返しながらも歩いて歩いて、歩いて、そしていつの間にか走れるようになり満面の笑みがこぼれるのです。

 

 

その後は筋肉が発達し十分な筋力に支えられ事故や怪我さえなければ問題なく過ごしていくのです。

 

選ばれし股関節は世界のトップアスリートへと育っていくものもあります。

 

 

生きていれば必ず訪れる加齢と運動不足によって知らず知らずのうちに筋肉が衰え筋力が低下してくると股関節に負担がかかるようになります。

 

軟骨がすり減り変形性股関節症を患う股関節もあります。

 

症状が激しい股関節は人工関節にする手術を受けたりします。

 

運悪く転倒の仕方によってはせっかくの人工関節が外れ股関節が脱臼したりします。

 

 

以前病院で左右両方の股関節脱臼を起こした人工股関節が救急で運ばれて来たのを見ました。

 

「なんだ!また外れたのか?」と白衣をまとった股関節につっこまれてました。

 

 

さらに高齢になるとバランス能力や骨密度が低下し転倒すれば大腿骨頚部骨折を起こし入院生活をよぎなくされます。

 

待っているのは過酷なリハビリです。

 

若かった頃とやってることはそう変わらないのになぜか表情は苦しいのです。

 

残念なことに人生の末期は股関節が機能せず人生の初期と同じように寝たきりで最期を迎える股関節も中にはあります。

 

 

さて、これほどまでに重要でありドラマチックな変化という宿命をあたえられたのが股関節です。

 

股関節を生かすも殺すも持ち主次第なのです。

'12/12/21 (Fri)

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先日の献血の結果は驚くべきものでありました。

 

 

今回の献血で18回目になりました。

 

年3回なので6年続けていることになります。

 

400cc×3回×6年=7200cc の血液が世の中の役に立ったのだと思うと、ただ生きているだけでも何か大切な意味を見出せそうであります。

 

 

さて、なぜに今回は驚くべき結果となったかというと、まずは1番上の『55』という値ですが、これはALT(GPT)という肝臓の障害などで上昇するもので標準値は『5〜45』なのです。

 

つまり肝臓の障害が疑われるわけで、これを見た時、とうとう酒でやられたか、今年は酒量がアップしたからなぁなどと過去を振り返ったのですが、説明をよく見てみると次のようにも書いてあります。

 

『 激しい運動の後に一過性の上昇がみられることがあります。』

 

実はこの献血の36時間前に20kmのランをしており、おそらくはその影響だろうという解釈になりました。

 

なぜなら、その下の『25』という値がγ‐GTPというもので、同じく肝臓に障害があると上昇するのですが、値は標準値の範囲内であるからです。

 

むしろ今回は、過去数回の平均値より30%も低いのです。

 

こちらも驚くべきことなのでしょうが、こういった検査の場合、下がるというのは良い方にとらえてしまう短絡的な解釈があり、γ‐GTPなぞいうマニアックな雰囲気の項目は大して気にならないのであります。

 

 

実はこれからが僕にとっては本当の驚くべき結果なのですが、これを読んでいる方はさほど驚かないかもしれないと最初に断っておきます。

 

真ん中あたりに『195』と『13.8』という値があります。

 

これは、コレステロールとグリコアルブミンというものの値です。

 

最早コレステロールは一般用語のようなものなのでここでは説明はしませんが、グリコアルブミン、なんじゃそりゃ?というものだろうと思うので簡単に説明します。

 

これは、過去2週間の血糖値が低い状態が続いていると低下し、高い状態が続いていると上昇するというもので糖尿病の検査の一つであり、標準値は16.5未満であります。

 

今回の『13.8』という値は過去数回の平均値より5%程度低いのですが、平均値が13%上がると標準値を越えるということを考えれば5%の低下は大きな変化だといえるのではないでしょうか。

 

では、なぜこのような変化があったかと自分を振り返ると、これはダイエットの効果ではなかろうかと思えるのです。

 

食べる順番と糖質制限のダイエットを6月から始めたので半年ほど続けています。

 

前回の献血ではその効果は全く見られずガッカリしたのですが、どうやら今回はその効果が現れたのではと思ってしまいます。

 

コレステロールについても糖質制限をすると下がると持っている本に書いてあった通りに実際も下がっています。

 

先程のγ‐GTPとは違い、これらはより身近に感じるので関心度も高くなります。

 

ただコレステロールについては200以下だと長生きできない、長生きしている人は220程度あるという話もあり、僕は長生きしたい派なので今回の結果はあまり喜ばしいものではないというのが実情です。

 

 

20kmラン後という今までとは違う状況での献血であった為その影響もあろうかとは思うのですが、ダイエットとはどういうものかと知ろうと始めてみたダイエット、辛さを胃で感じたダイエット、前回の献血では効果が現れなかったダイエット、当初の目的を果たしても続けたダイエットでありましたが、それなりの結果が出てくると嬉しいものです。

 

ただやはり今回の結果が一過性のものかどうかの判断のため今の食生活を続けていこうと思います。

 

ちなみに、ダイエットによる体重の変化は、BMI:19.88 → 19.59 に下がりました。

 

そして、糖尿病や高コレステロール血症などの生活習慣病のリスクがこのような簡単なダイエット法で軽減されるというのは嬉しいことであります。

'12/7/27 (Fri)

なぜ身体の歪みを治さないといけないのか?

 


その前に、

歪みを放っておくとどういうことが起こるのか? ということの説明が必要かもしれません。

 

 

歪みを放っておくと、

左右の筋肉のアンバランス化が起き、それが関節への負担を増し、運動器疾患( 頚肩の凝り・痛み、腰痛、膝痛、股関節痛、神経痛など )の原因となることがあります。

 

深部筋肉(インナーマッスル)の緊張が、血流、リンパの流れ、神経の伝達に障害を与え、体調不良や内臓疾患など様々な疾患の原因になることがあります。

 


通常は悪くなってから病院等に行く方がほとんどで、日頃から自分の身体に注意を払っている方はなかなかいないのではと思います。

 

つまり、予防に目を向けた方がいいということは分かっていても、なかなか出来るものではないのが実状なのではないでしょうか。

 

しかしながら、このように予防的観点から身体の歪みを治しておくことは、様々な疾患のリスクの軽減になり、大変重要なことなのです。

 

 

身体の不調はこころの不調を招きます。

 

成し遂げたいことがあっても痛みなど身体に不調があると、エネルギーはそちらに向けられ、本来必要としている方へは向けられなくなり自己実現の邪魔をしてしまいます。

 

このような状況ではこころに葛藤が生じ、長引くほどにこころは疲弊していきます。

 

身体の不調が無くなり、こころがそれに囚われなくなれば、こころのエネルギーは自然に自己実現へ向けられるのです。

 

こころの不調も身体を治すことで解決するかもしれません。

 

 

おかしなことを言いますが、歪んでいるのが問題ではないのです。( もちろん例外はあります。)

 

身体が歪んでいない人はいません。

 

健康だと自負する人でも多少の歪みがあります。

 

程度によりますが、そのような歪みは歪み自体に問題はないのです。

 

そのような歪みでも放っておいてしまうことが問題なのであり、様々な疾患など更なる問題を招くのです。

 

 

自分の身体の歪みを認識している方はあまりいません。

 

しかし、身体の歪みをとると、歪みのない身体がどういうものか認識でき、またそれを実感することで、以前の歪んだ身体というものを認識される方がほとんどです。

 

自分自身が自分の身体に意識を向けるということは重要なことかと思います。

 

さらには自分のこころにも意識を向けることができるようにもなるかと思います。

 

すると周りの人にも意識を向けることができるようになります。

 

対人コミュニケーションの向上にも役立つかもしれません。

 

 

いつもの如く話は脱線しかけてますが、なぜ身体の歪みを治さないといけないのか? ということが多少なりともお分かりいただけたかと思います。

 

 

え!?、分からない。 という方は一度歪みをとってみて下さい。 すると分かってくると思います。

'12/7/10 (Tue)

BMI : 19.88 からのダイエット。

 

6月の半ばから始めました。

 

人生初のダイエットです。

 

いったい何でダイエットするのだろうと思うかもしれないでしょう。

 

僕の場合、痩せるためのダイエットではありません。

 

ダイエットというものを知るためのダイエットなのです。 

 

具体的な方法は、夜はごはん、パン、めん等の炭水化物を極力摂らない、野菜をまず1番最初に食べる、たったこれだけです。

 

ですが、お米好きの僕にとっては中々しんどいものです。

 

ちなみに痩せたい方はこのダイエットは有効だと思います。

 

 

今までと朝が違ってきました。

 

かなり空腹なのです。

 

この感じはダイエットを始めてすぐにでました。

 

試しにいつもより遅くに野菜と肉を食べてみましたが、同じように朝は空腹なのです。

 

つまりお腹がスッキリしているのです。

 

 

僕は空腹でも朝食を食べません。

 

これはダイエットでやっているわけではなく、朝食抜き健康法というものをやっています。

 

どういうものかと言いますと、朝は固形物を取らず、野菜ジュースと豆乳とミネラルウォーターを飲むだけです。

 

季節によっては天然塩をプラスしたり、豆乳を豆乳紅茶にしたりしています。

 

そして昼食で固形物を取ります。

 

お弁当とか調理パンです。

 

夕食は基本的に22時までに済ませるので約14時間のプチ断食になります。

 

このプチ断食が健康には良いと唱えるドクターがいます。

 

しかも夕食は腹8分目程度に好きな物を食べて良いのです。

 

もちろんお酒OKです。

 

その本を読んで良さそうだと思ったので7年くらい続けています。

 

 

今回はその夕食でダイエットを試みているのです。

 

しかし、自分で言うのもなんですが、結構いいかげんです。

 

痩せるのが目的ではないということもあると思いますが、あまり根詰めてやると逆にストレスになるので適当にやってます。

 

友人と食事する時はダイエット中だからなんてことは言わず、しっかりとその場を楽しむ食事をします。

 

 

炭水化物を摂らないと血糖値は多少の上昇はあるもののほぼ安定しています。

 

炭水化物を摂る時でも、始めに野菜を食べておくと血糖値が急上昇しません。

 

糖尿病でなくても血糖値の急上昇は血管に負担をかけると言われています。

 

このダイエットは痩せるだけでなく、健康にも良いのです。

 

病気でなければ、炭水化物などの糖質を制限しても低血糖になることもありません。

 

肝臓で糖新生という脂肪やたんぱく質を糖に変える反応が起こり血糖値は必要分維持されます。

 

ちなみに僕は糖尿病ではありません。

 

 

始めて3週間ほどですが、体重はさほど変わらない、否、逆に増えたようにも思えますが、体脂肪は減ったような気がします。

 

なぜ増えるのかというと脂肪よりたんぱく質の方が重いからです。

 

実際の食事も炭水化物を減らしているのでたんぱく質を増やしています。

 

お腹回りがスッキリしたのと、体が軽く感じるのです。

 

 

8月には献血をする予定です。

 

献血は4カ月に一度のペースで5年近くやっています。

 

今まで特別な問題はありません。

 

このダイエットによって血液検査の結果がどうなっているか楽しみです。

'12/1/24 (Tue)

冬は髪の伸びが遅い。

 

爪の伸びも遅い。

 

 


こんな坊主頭でも、いやだからこそか、月に2回は手入れであるバリカンを入れているのである。

 

冬でも回数は減らないが、風呂場に落ちた髪は夏より若干短い。

 

爪の手入れのペースは間隔が空き手入れは楽にはなっている。

 

つまりは新陳代謝が落ちているのである。

 

 


これは血流が悪くなっているということだろう。

 

寒さから身を守るために無意識のうちに筋肉に力が入り、熱を発生させ体温の低下を防いでいるのではあるが、その影響で血流も悪くなっているのである。

 

 

五行論( 僕のブログでは何度か出てきている )という中国哲学では、冬という季節は木・火・土・金・水の水に属します。

 

水の性質に『 蔵(ぞう)』というものがあり、蔵する、という意味があります。

 


分かりやすく言いますと、蔵(くら)にしまっておく、というようなことです。

 

人間にもこの五行論は当てはまり、冬は蔵にしまっておくのです。

 

何を?

 

ということになりますが、これにはいろいろとあります。

 

 

例えば、このご時世は不景気でありますが、これを季節でイメージするならばまさに冬、ですからお金が蔵にしまわれてしまって世間に流通しないのであります。

 

蔵からお金が出てきて流通すれば世の中の景気は良くなります。

 

もっともお金が勝手に出てくることはないので、人がお金を遣うということです。

 

ちなみに増税うんぬんの話が永田町という不思議な町では盛り上がり紙面を騒がせておりますが、この不景気に増税したらどうなっていくのでしょう。

 

僕は経済学者ではないので詳しいことは分かりませんが、ますますお金が蔵に入って入ったっきり出てこないような気がします。

 

 

さて、経済の話はこのくらいにして、身体の中では何が蔵にしまわれるのでしょうか。

 

タイトルが血流なので血液ということにして東洋医学的に話を進めます。

 

最近TVコマーシャルでやってる7とか8とかというたぐいの話です。

 

東洋医学では血液に相当するものを血(けつ)と言います。

 

特別ひねりはありません。

 

血が蔵にしまわれるのですが、そこは肝(かん)というものになります。

 

実際の臓器では肝臓に相当します。

 

血液にしろ肝臓にしろ血と肝じゃ同じじゃねえか!と思うのではないかと思いますが、そこが東洋医学、中国4千年の歴史であり微妙に違うのです。

 

怪しいミッキーマウスやガンダムは最近の話ですが、TVで見たところこれらも微妙に違うのです。

 

 

話は戻りますが、血は肝にしまわれるのです。

 

なんだかよく分からないと思うので、西洋医学的に翻訳すると、肝臓には全血液量の1/5〜1/4が存在します。

 

これを東洋医学的に表現すると、肝は血を蔵(ぞう)す、といい中国では3千年ほど前に分かっていたことなのです。

 

今でこそ日本は世界の最先端を行っておりますが、3千年前は縄文とか弥生時代でありそのような知識は到底なかったはずで、そういうことを知っていた中国というのはスゴイのです。

 

また、怪しいミッキーマウスやガンダムも他の国では真似のできないスゴイことでもあるのです。

 

 

さて、大事なところでいつも話が脱線してしまうのですが、冬は血流が悪くなるのであります。

 

しかしながら基礎代謝というものは冬が一番上がります。

 

基礎代謝というのは人が意識的に何もしていなくても消費しているエネルギー量です。

 

つまり基礎代謝が高ければ高いほど太りにくい、さらには痩せやすいということになり、筋肉がしっかりしている人ほど基礎代謝は高いと言われております。

 

基礎代謝の高い冬にこそ運動することで太りにくく痩せやすい身体づくりが出来るのではないかと思います。

 

ちなみに運動が健康管理に良いということを最初に認識した日本人は徳川家康という説があります。

'11/11/25 (Fri)

本日発表の気象庁の3カ月予報では12月は暖かいとのこと。

 

暖かいのは過ごしやすくて楽ではありますが、季節感もなくなりそうなのは拍子抜けの感もなきにしもあらずといったところでしょうか。

 

とは言ってもサーファーとしては暖かくなってくれれば有り難いことです。

 

来年1・2月はラニーニャ現象の影響で、北は暖かく南は寒い冬になるとのことでした。

 

どちらにしてもこれからの3か月、私としては熱燗、鍋など温かいものに幸せを感じる季節です。

 

 

このところマイコプラズマという細菌のような病原体による肺炎が流行っているそうです。

 

昨日退院された天皇陛下もマイコプラズマに感染したということだそうです。

 

マイコプラズマ肺炎の患者の8割は14歳以下とのことですのでこの歳のお子さんのいる方はより注意が必要になります。

 

もちろん大人や15〜19歳の方も注意が必要です。

 

まずは、うがいと手洗いです。

 

上記肺炎の他、インフルエンザや風邪などの感染症予防には必須です。

 

また咳が続いているという方は罹患の疑いがあるのでマスクをして周りに広めないことが必要です。

 

 

これからの季節は空気が冷たくなるのは勿論のこと、とても乾燥し、これが喉を痛め免疫力を下げ細菌やウイルスなどの病原体に感染しやすくなります。

 

挙げればキリがありませんが、うがい、手洗い、マスク、温度湿度に注意し、温かいものを食べて体調を崩すことなく健康に冬を乗り切りたいところです。

'11/10/22 (Sat)


赤羽から帰りの電車に乗る時、満員電車が来ることがあります。

 

そういう時は大宮で誰かのライブがあった時で、その大半が赤羽で乗り換えるか降りるかしてます。

 

電車に乗りライブに行った人たちを見て誰のライブか詮索するのが楽しみなのであります。

 

昨日もそんな日だったのですが、乗客のTシャツとリストバンドにロゴがあり、見慣れぬためか結局誰のライブか分からず、ちょいと悔しい思いをしました。

 

このブログを書くにあたって、ネットで調べてみたら 『 ゴスペラーズ 』 ということだったので、そういうことなのでしょう。

 

 


さて、

さしあたり原因もわからず身体になんらかの不調をかかえている人は日常生活にその原因があります。

 

 

ヒトの身体は本来健康的に生きていけるうように出来ています。

 

健康とは真理であり正しいことであります。

 

反して不健康であるということは誤りであります。

 

 

では、どうして誤ってしまうのでしょうか?

 

ということは今回考えません。

 

 

ヒトには欲というものがあります。

 

生きていれば欲を満たしたくなり、欲を満たすために生きていると言っても過言ではないでしょう。

 

欲を満たすということは日常生活そのものであると考えられます。

 

つまり不健康の原因が分からないという方は、欲の満たし方に問題があるということです。

 

こういう言い方をすると 『 あなたは貪欲だ 』 と聞こえるかもしれませんが、いやいやそんなことはありません。

 

欲が無さ過ぎてもおかしなことになるのです。

 

 

日常生活という言葉にしてしまうとごく平凡でなんの面白みもないものに聞こえてしましますが、僕は日常生活ほど重要なものはないと思えるのです。

 

 

ちなみに、腹式呼吸で深く呼吸することをし始めた方は、冷え性が軽くなったと言っていました。

 

これなど日常生活の重要さの典型でしょう。

 

さらに僕の最近の体験をお話しますと、欲を抑えて動物性食品を減らしたら、皮脂の分泌が減って顔のテカテカが減ったという実感があります。

'11/9/22 (Thu)

この1カ月で2Kg痩せました。


BMIが 20.0 から 19.4 に。 ( BMI=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m))


薬漬けと禁酒の影響で食べる量が減りました。


体重が減ると体力も落ちるので困ります。


食べる量が減り、食べ物の質が変わると確実に体重は減ります。

 


今回の怪我で食べ物の質に気を遣うようになりました。

怪我をしたとしても早く治る身体にしたいと思ったのでそのように考えるようになりました。

まだまだ食生活を変えていかねばならないのですが、まずは手っ取り早く豆乳を始めました。

 

 

今の日本はダイエットがブームです。

何度も言っておりますが、ダイエットがブームになるのは食べ物が豊富にあるからです。

食べ物がない国ではダイエットはブームになりません。

 

 

思うように痩せないという方は、自分が口に入れたものを日記のようにつけていって何を食べているのか記録していくといいと思います。

 

おそらく食べなくてもいいものを口に入れてしまっていると思います。

 

それは、食べ物が豊富にあるからです。

'11/8/19 (Fri)

先日、ある患者さんが血圧が190まで上がり鼻出血を起こし、それが止まらなくてかかりつけの病院に行きました。

 

そこでは、鼻出血に驚いて血圧が上がったのでしょうという説明をうけたそうで、本人はそれなりに納得?!

 

その話を翌日私は聞きましたが、その説明の意図はなんだ?、心配をかけさせないためなのか・・・

 

 

 

ちなみに私の想像では、血圧上昇の原因が鼻出血ではなく、血圧上昇の結果として鼻出血を起こしたと考えます。

 

血圧上昇の原因は他にあるわけですが、そもそも血圧とは心臓が送りだした血液の勢いが動脈の内壁にかかった時の圧力になります。  

 

血圧は循環血液量と末梢血管抵抗により決まります。

 

私の血圧はおよそ120/70くらいなのですが、単位はmmHgというもので、血圧計の水銀柱の高さがどのくらいになるかというものです。

 

つまり、120/70というのは、この高さが、私の心臓がギュッとなった時は120mm、フッとなった時は70mmになるというものです。

 

ちなみに頚動脈を切られると血柱が3m(3000mm)にも達すると言われていますので、心臓が血液を送り出す力というものは相当なものです。

 

少々話が脱線してしましましたが、心臓が送り出す勢いというのはこれほどのものなのにさらに血圧を上昇させなければならない理由というのは何なのでしょうか。

 

私の想像するところ、それは一時的に血行が悪くなったのではないかと思いました。

 

血行が悪くなる原因はいろいろ考えられますが、この季節にありがちなのは冷房で身体が冷え過ぎることです。

 

患者さんに身体を冷やしませんでしたか?と尋ねたところ、就寝中に冷房が効きすぎて寒くなって目が覚めたとのことでした。

 

鼻出血はその朝起きたとのことでした。

 

これまた私の想像ですが、鼻出血が起きたので血圧は190まで下がったのかもしれず、切れた血管が鼻でよかったのではないかということです。

 

 

 

血圧は、言わずと知れたことですが、高血圧が問題の大多数になります。

 

なぜ問題かというと、動脈硬化が進み、その結果重篤な疾患にかかることがあるからです。

 

高血圧には本態性高血圧と二次性高血圧というものがあります。

 

本態性というのは原因となる病気がないのに血圧が高くなっているもので、二次性というのは病気が原因で血圧が高くなっているというものです。

 

高血圧と言われている人のほとんどが本態性です。 

 

さしあたり原因が良く分からず高血圧になっているというものです。

 

この場合の西洋医学における治療は、薬で血圧を下げるというものです。

 

そして患者さんが改めなければいけないことが、生活習慣の改善です。

 

具体的には、塩分、脂肪、アルコールの摂取制限、禁煙、適正体重の維持、少々きつい運動、などです。

 

これらを行うことで、血行が改善されます。

 

ちなみに東洋医学での治療は血行の改善に重きを置いています。

 

 

血行が改善されれば、血圧は下がります。

 

血流が良くなるということは、血管にかかるストレス(血圧)が少ない状態で血液が流れているということです。

 

血圧が上がると肩が凝ると言いますが、肩が凝っているから血圧が上がっているのだとも言えます。

 

肩が凝ると、脳に行く血流が悪くなります。

 

すると脳は、血液を必要とするため、自律神経に命令して血圧を上げさせて、新鮮な血液を獲得しようとするのだと思います。

 

 

さて、今回は少々専門的な話になってしまいました。

 

専門的になると話がおもしろくなくなるので、載せるかどうか迷ったのですが、長々とガンバって書いてみたので載せることにしました。

'11/8/5 (Fri)

健常者は眠ってる時と意識不明の状態を除いては意識というものがあります。

 

意識とは自分がどういう状態であるか認識できることだと僕は考えています。

 

正確な意味を知りたい方は、調べてみて下さい。

 

 

意識をしすぎると、思い込みというものが無意識のうちにできる場合があります。

 

言葉を変えると、幻想というものになります。

 

幻を想う、つまり、存在しないものをまるで実存するかのように頭の中で創り上げてしまうことです。

 

幻想は、その人にとってプラスになることもあるでしょうし、マイナスになってしまうこともあります。

 

 

ここでは、年齢という幻想の話をします。

 

年齢って幻想なの?と思った方も多いのではないかと思います。

 

 

さて、年齢とは言わずと知れたことですが、自分が生まれてから地球が太陽の周りを何回廻ったかということです。

 

ただ単にそれだけのことにしか過ぎないのです。

 

犬や猫は地球が太陽の周りを廻っているなどと思ってもみませんから(思ってたら怖い、犬や猫は自分の年齢など分かりません。

 

人間はそういうことが分かっているので、年齢というものを作ったほうが生きていく上で便利だということなのでしょう。

 

このように考える僕にとっては年齢とは幻想です。

 

 

幻想にはとらわれがちになります。

 

なぜなら、意識し過ぎた結果だからです。

 

なんだか堂々巡りしたような話ですが。

 

 

よく、自分はもうこんな歳だからなどということを言ったりします。

 

たしかにそう言ってしまえば年齢というものは便利なものです。

 

しかし、僕は思います。

 

こんな歳だから何なのでしょう?

 

 

世の中には年齢を感じさせない人がいます。

 

意識というものを上手に使っていくとアンチエイジングにつながっていくのではと僕は考えてます。

'11/7/19 (Tue)

僕は真夏でも鍋を食べます。

 

赤羽の一番街にある『 ぼんです 』さんでちゃんこ鍋を食べます。

 

以前は夏に鍋を食べてると患者さんなどに言うと不思議な顔をされましたが、なんだか今年は反応が違います。

 

それってすごく身体にいいんだよね、と言われます。

 

どうやらそういうことをテレビでやったみたいです。

 

僕はテレビをほとんど見ないのでそういう情報は知らないのですが。

 

 

それから、夏のビールの最高ですが、熱燗もよく飲みます。

 

日本酒は冷より燗が好きです。

 

コーヒーもアイスは滅多に飲みません。

 

やっぱりホットです。

 

味や香りが違います。

 

 

冷たいのが嫌いなのかというとそんなことはありません。

 

真冬でも水風呂に入ります。

 

一年中サーフィンしていることを考えれば、僕にとっては特別なことではありませんが。

 

 

さて、夏ならではの問題が僕にはあります。

 

僕は汗をよく掻きます。

 

しかもすぐ掻きます。

 

汗で湿ったシャツが冷房で冷やされて、腹が冷えるのです。

 

腹が冷えるとロクなことがありません。

 

 

 

ちなみに、皮膚を冷やすと内側の粘膜も冷えて免疫力が下がります。

 

腹の他には首も冷やすと良くないです。

 

のどの粘膜が冷えて風邪を引きやすくなります。がく~(落胆した顔)

 

 

 

夏は油断なりません。

 

熱中症、食中り、夏バテ、夏風邪、冷房病などなど。

 

夏だからと言って冷たいものばかり摂りすぎず、熱いものをフーフーしながら食べるのも暑い夏を乗り切る方法ではないかと思います。

'11/6/12 (Sun)

歪んだ骨格では、すらっとした良い姿勢をとることは難しいのです。

 

歪んだものを良く見せるには努力がいります。

 

それがストレスになっていき、コリや痛みなど身体の不調として現れてきます。

 

身体の不調は精神にも影響を及ぼします。

 

集中力が欠け、仕事や勉強など何事も中途半端になりがちになります。

 

 

歪んだものをそのまま見せるのには努力はいりませんが、姿勢は悪いままです。

 

そのまま筋肉は凝り固まります。

 

筋肉の過度な緊張は、その拮抗する筋肉を過度に弛緩させます。

 

これは筋肉のパフォーマンスを低下させます。

 

つまり十分な筋力が得られなかったり、バランス感覚の低下につながります。

 

 

歪みのないものはそのままで良く見えます。

 

多少○はまずくてもかっこよく見えます。

 

身体にみょうな力が入らなくなります。

 

よって筋肉は適度な緊張と弛緩が保たれます。

 

このような状態は持てる力を十分に発揮することが出来ます。

 

精神的な影響を考慮すると120%くらい発揮できるかもしれません。

 

 

さて、人はエイジングにつれて、姿勢が変化してきます。

 

わかりやすい表現をすると、腰が曲がる、ということです。

 

腰が曲がらない人もいます。

 

これは、腰を曲げて仕事をしてきたかということが影響していると考えられます。

 

代表的なのは農業ですが、現在は機械化が進み腰を曲げて作業する度合いが減ってきています。

 

機械化になる前に農業に携わっていた人、つまり田舎にいるおじいちゃん、おばあちゃんなどがそれにあたります。

 

だったら私は関係ないと思うかもしれません。

 

 

デスクワークで一日中座って仕事している人は、言わずと知れたことですが、あえて言います。

 

デスクワークというものは、農業とはちがっていても、腰にかかる負担ということでは注意が必要です。

 

なぜなら、腰にかかる負担が一番軽いものは、立ってウロチョロしていることで、一番負担が重いものは、座ってジッとしていることだからです。

 

座っていても腰が伸びている、背もたれに寄りかかっていない人は姿勢のいい人です。

 

逆に、腰が曲がって前のめりなっていたり、背もたれに寄りかかっておしりが前にずれているような人は姿勢が悪く、骨格がどんどん歪んでいきます。

 

 

冒頭にもお話しましたが、骨格の歪んでいると不都合がでてきます。

 

ただでさえエイジングによって骨格は歪んでいき、姿勢は悪くなります。

 

生きている以上エイジングは避けて通れませんが、姿勢は努力しだいでなんとかできるのです。

'11/5/13 (Fri)

頭痛が痛い~!!

 

とは、普通は言いません。

 

頭が痛い、と言うのが普通です。

 

で、普通、頭は痛くないものです。

 

何か異常があると頭が痛くなる、つまり、頭痛が起きる場合があります。

 

 

頭痛にもいろいろあります。

 

頭痛の種なんてものまであります。

 

この場合の頭痛というは悩みといったものでしょう。

 

頭が痛いということではないようです。

 

では、頭が痛くなる頭痛というものはどんなものなのでしょうか。

 

 

ここでは、緊張型頭痛についての話です。

 

 

後頭部や側頭部によく起こります。

 

右側だけが痛いから片頭痛だという方がいますが、大抵は緊張型頭痛です。

 

この2つの最大の違いは、簡単に言いますと、痛くても動けるか動けないかです。

 

片頭痛は、痛くて動けません。

 

大抵は寝込むことになります。

 

緊張型頭痛は、痛いながらも動けます。

 

大抵は仕事したり遊んだりと日常生活を送れます。

 

むしろ遊んでたりすると痛みは無くなってたりします。

 

 

さて、緊張型頭痛とはその名の通り、緊張によって引き起こされる頭痛です。

 

大事な場面などでは、緊張して固くなったりしますが、この場合はあまり頭痛は起こりません。

 

というのは、この時の緊張というのはココロの緊張だからです。

 

 

頭痛を起こす緊張というのは、頚・肩・頭の筋肉の緊張です。

 

頚・肩のコリがひどくなると頭痛を感じる方が多い思います。

 

これらの筋肉が緊張すると、筋肉が硬くなり、血管や神経を圧迫して、流れを悪くしてしまいます。

 

圧迫や血流の悪化によって痛みが引き起こされます。

 

よって、頭痛から解放されるためには、筋肉の緊張を緩和することが必要になります。

 

 

ごく普通のよくある頭痛の話になってしまいましたが、このへんで〆させていただきたいと思います。

'11/5/6 (Fri)

坐骨神経痛についての話です。

 

この名前を聞いたことある方、初めて聞く方、実際に患ったことのある方など様々だと思います。

 

坐骨神経痛とは、坐骨神経の走行に沿って痛み、しびれ、重だるさ等のなんらかの神経障害症状です。

 

坐骨神経とは、腰を起点としてつま先まで至る神経です。

 

なんとなく想像できたかと思います。

 

 

ひとつ余計なことを言いますと、坐骨神経痛は疾患名ではなく症候名です。

 

つまり、坐骨神経痛は何か他の疾患や障害があるときに起こる症状です。

 

他の疾患や障害にどんなものがあるかと言いますと、

腰椎椎間板症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症などの疾患や

硬直した筋肉による神経の圧迫、周辺組織の炎症の波及などの障害があります。

 

専門的になればなるほど、話はつまらなくなります。

 

 

余計なことはこのくらいにしておきますが、かといって坐骨神経痛でおもしろい話が思い浮かばないのであります。

 

 

冬など寒い時期に多くおこりますが、ひと月後に控えている梅雨に入ってくるとまた出てきたります。

 

また、高齢者に多いと思われがちですが、意外と30、40代の方にも起こったりします。

 

若い方ほど治りは早いです。

 

高齢者でも驚くほど改善する方もいます。

 

ノソノソとしか歩けなかった人が治療後にはシャンシャンと歩いてます。

 

本人もびっくりですが、私もびっくりです。

 

この場合、治療をしている私はびっくりしてはいけないと思うのですが、たまにはびっくりもします。

'11/4/21 (Thu)

昨日、『 冷たい熱帯魚 』という映画を見ました。

 

公開からだいぶ経っていますが、やっと見れました。

 

小さなシアターでしたが、ほぼ満席。

 

実は、公開してすぐ見に行ったのですが、満席で立ち見だったので見ないで帰るという始末。

 

3カ月越しの鑑賞になりました。

 

ものすごい映画でした。( 8点/10点中 )

 

こういう映画をつくる監督もものすごいと思いました。

 

 

さて、ダイエットの話をします。

 

痩せないという方に朗報があります。

 

食べなきゃ確実に痩せます。

 

 

世の中には食べ物があふれかえっています。

 

食べ物がいっぱいあるので食べてしまいます。

 

食べなきゃ痩せるのは分かっていても、つい食べてしまいます。

 

ないものは食べれません。

 

あるから食べてしまうのです。

 

その結果、痩せないのです。

 

痩せないならまだしも、太るという事態にも発展するのです。

 

 

なぜ痩せないのか、なぜ太るのか、ということがおおよそ認識できたと思います。

 

 

言わずと知れたことですが、カロリーというものがあります。

 

食べ物や運動に対して使われるエネルギーの単位です。

 

食べることはエネルギーの摂取ですし、運動することはエネルギーの消費になります。

 

極端な言い方をすると、食べることは太ることで、運動することは痩せることになります。

 

運動もしないで食べ続ければ、太り続けることになります。

 

逆に、ろくに食べずに運動し続ければ、どんどん痩せていきます。

 

どうやったら痩せるのか、なんていうのは実は簡単なことなのです。

 

 

難しいのは、運動することと余計に食べないことなのではないでしょうか。

 

では、なぜ難しいのでしょうか。

 

それは、そういう習慣になっていないからだと思うのです。

 

習慣になっていると難しいと思わなくなっていきます。

 

なぜなら、難しいと思うことは習慣にはなりにくいからです。

 

しかし、痩せたいという方は、なにか痩せる習慣が必要になってくるのです。

 

 

 

僕の場合は、痩せる必要も太る必要もないのですが、現状をキープする必要があります。

 

これは、太らない体質、太ってもすぐに痩せられる体質づくりです。

 

それを実現させる僕の習慣は、

 

・ 甘いものは極力食べない。( 僕は甘党ですが、食べなくても平気 )

 

・ 食事は2食/日。( 朝食抜き(プチ断食)健康法 )

 

・ お水を多飲。( 酒もよく飲むので、血中アルコール濃度が下がってよい )

 

・ 大量に発汗、1回/週。( 銭湯で1.5リットルくらい汗をかく )

 

・ サーフィン、スケボー、トレーニングなどの運動。( 楽しい )

 

習慣なので、どれも難しいとは思ってません、どころか喜びさえ感じます。

 

 

ちなみに、誰かが言ったことですが、習慣というのは人をつくります、ということだそうです。

'11/4/7 (Thu)

私、地震の影響で普段とは違ったストレスを無意識のうちに受けている感じのする今日この頃でありますので、

いつにも増して諸事明るく前向きに考えていきたいと思っております。

 

さて、ストレスとは悪い意味にとられることが多いように思われますが、人はストレスなしによりよく生きていくのは難しいのです。

 

 

ストレスなしでも生きていくことはできます。

 

温泉にでもつかってボーっと景色でも眺めているような蕩けた様な心もちでやっていけばいいわけであります。

 

 

しかし、日々追われている私などにはなかなか出来る芸当ではないようです。

 

何かにストレスを感じるので、今より良くしていこうと思うわけであります。

 

こういったストレスは、良い意味でとらえていいのだと思います。

 

 

では、悪い意味でとらえてしまうストレスとはどんなものなのでしょうか。

 

 

よく世間では、過度のストレスがいけない、などと言われております。

 

逆を言えば、適度なストレスならいい、ということになります。

 

 

そこで、過度とか適度とかはどのように判断したらいいのでしょうか。

 

 

程度というものには個人差があります。

 

私の場合は、最近気付いたのですが、睡眠時間が5時間30分±30分くらいの日というのはストレッサーによらず、

適度なストレスを受けているように思います。

 

過度なストレスを受けた場合は、睡眠時間が7時間近く、どころか越したり、逆に4時間以下になったりすように思うのです。

 

 

ちなみに最近は睡眠時間が長くなることが多いです。

 

私の場合、寝すぎると腰が痛くなるので、それもまた悪いストレスになってます。

 

身体のどこそこが痛いなどというのは、悪いストレスになるのがほとんどだと思います。

 

こんな時は起きがけに骨盤ケンコウ体操で治しています。

'11/3/10 (Thu)

すっかりご無沙汰のヘルシーなブログです。 

 

ツボの話をします。

 

骨董品のほうではなく、笑いのツボをおさえている!というほうにはかなり近いのですが、ここでは鍼灸指圧で使うほうのツボです。

 

 

一度はツボという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、実のところツボとは何なのでしょうか?

 

簡単に言ってしまうと、体の調子が悪い時に身体に表れてくる反応点のことです。

 

みなさんが実感されているのは、例えば押されると気持ちいいとか痛いとかいったのがツボにあたります。

 

私たちの身体に存在するツボは700以上とも言われておりますが、常にそれらが反応を起こしてるわではないのです。

 

体調が良ければ表れず、悪い時には顕著に表れるのです。

 

鍼灸指圧治療とはツボを鍼やお灸や手で刺激することで症状が改善されるということなのです。

 

 

さて、ツボには、このツボはこの症状に効くといったものがあります。

 

私が最近ハマっているツボは、顔の症状に効くツボです。

 

手の甲にあるツボで、私は肩こりではありませんが、肩こりにも効いたりします。

 

また、特別に顔に症状があるわけではないのですが、顔が良くなれと思って指圧しています。

 

しかし、残念ながら良くなる気配はありません。

 

ちなみにこのツボは合谷というツボですが、どの本にも顔が良くなるとは書いてありません。

 

もしかしたら?という思いでやってみました。

 

希望は捨てないということです。

 

 

ついでにもう一つご紹介します。

 

痔に効くツボです。

 

痔には痔核と痔ろうがありますが、ここでは痔核のほうです。

 

痔という字は病だれに寺と書きます。

 

寺に入るまで治らないという意味があるそうです。

 

つまり、死ぬまで治らないということです。

 

もちろんこれは昔の話で、現在はそんなことはありません。

 

ちなみにバカにはつける薬もなければ、死んでも治らないと言われているので、それよりはマシということになります。

 

冗談はほどほどにして、このツボは頭にある百会というツボです。

 

なんでオシリが頭にあるのか、いや、オシリに効くのが頭にあるツボなのか不思議ですね。 

 

そして、みなさんがもう一つ不思議に思ったこと、僕が痔なのかどうかはご想像にお任せするとして、、、

( ちなみに、このツボにはハマってません )

 

おっと、ここで言いたかったのはそんなことではなく、症状のでている患部に治療するのではなく、

離れたところに治療してそれが効くということです。 

 

これを発見した大昔の中国人はスゴイと思います。

 

当時、鍼灸治療を受けていたのは、王様クラスの人でした。

 

つまり、人前でオシリをさらけ出すことなどプライドが許さなかったのでしょう。

 

よって研究を重ねた結果、こういったツボが発見されたと考えられます。

 

 

手のツボが顔に効く、頭のツボがオシリに効く、不思議ですがスゴイことなのです。

'10/11/13 (Sat)

身体が冬仕様になってきてます。

 

わかりやすく言いますと、筋肉が緊張して硬くなってきてます。

 

 

寒くなると、筋肉が緊張して硬くなります。

 

これは生理的現象です。

 

寒さで身体がゆるむ人はいません。

 

硬くなることで、体温の低下を防ぎ、寒さから身を守ります。

 

 

 

問題なのは、緊張しっぱなしになってしまうことです。

 

緊張状態が続くと、血行が悪くなり、コリや痛みなど身体に不調を引き起こします。

 

そして、緊張状態を解かないかぎり、この状況は変わらず、悪循環へと陥ります。

 

悪循環 : 筋肉の緊張 → 血行不良 → コリ・痛み → 更なる筋肉の緊張 → ・・・続く

 

勿論、このような状態になると姿勢も悪くなり、ちょいワルどころの話でなくなり、

かっこわるくなります。

 

話が脱線しそうですが、言いたいことは、筋肉の緊張を解かねばならないということです。

 

では、緊張を解いて、かっこよく冬を楽しみましょう。

 

 

 筋肉の緊張が解けない方へ 

 

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