'11/5/6 (Fri)
坐骨神経痛についての話です。
この名前を聞いたことある方、初めて聞く方、実際に患ったことのある方など様々だと思います。
坐骨神経痛とは、坐骨神経の走行に沿って痛み、しびれ、重だるさ等のなんらかの神経障害症状です。
坐骨神経とは、腰を起点としてつま先まで至る神経です。
なんとなく想像できたかと思います。
ひとつ余計なことを言いますと、坐骨神経痛は疾患名ではなく症候名です。
つまり、坐骨神経痛は何か他の疾患や障害があるときに起こる症状です。
他の疾患や障害にどんなものがあるかと言いますと、
腰椎椎間板症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症などの疾患や
硬直した筋肉による神経の圧迫、周辺組織の炎症の波及などの障害があります。
専門的になればなるほど、話はつまらなくなります。
余計なことはこのくらいにしておきますが、かといって坐骨神経痛でおもしろい話が思い浮かばないのであります。
冬など寒い時期に多くおこりますが、ひと月後に控えている梅雨に入ってくるとまた出てきたります。
また、高齢者に多いと思われがちですが、意外と30、40代の方にも起こったりします。
若い方ほど治りは早いです。
高齢者でも驚くほど改善する方もいます。
ノソノソとしか歩けなかった人が治療後にはシャンシャンと歩いてます。
本人もびっくりですが、私もびっくりです。
この場合、治療をしている私はびっくりしてはいけないと思うのですが、たまにはびっくりもします。