'11/3/10 (Thu)
すっかりご無沙汰のヘルシーなブログです。
ツボの話をします。
骨董品のほうではなく、笑いのツボをおさえている!というほうにはかなり近いのですが、ここでは鍼灸指圧で使うほうのツボです。
一度はツボという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、実のところツボとは何なのでしょうか?
簡単に言ってしまうと、体の調子が悪い時に身体に表れてくる反応点のことです。
みなさんが実感されているのは、例えば押されると気持ちいいとか痛いとかいったのがツボにあたります。
私たちの身体に存在するツボは700以上とも言われておりますが、常にそれらが反応を起こしてるわではないのです。
体調が良ければ表れず、悪い時には顕著に表れるのです。
鍼灸指圧治療とはツボを鍼やお灸や手で刺激することで症状が改善されるということなのです。
さて、ツボには、このツボはこの症状に効くといったものがあります。
私が最近ハマっているツボは、顔の症状に効くツボです。
手の甲にあるツボで、私は肩こりではありませんが、肩こりにも効いたりします。
また、特別に顔に症状があるわけではないのですが、顔が良くなれと思って指圧しています。
しかし、残念ながら良くなる気配はありません。
ちなみにこのツボは合谷というツボですが、どの本にも顔が良くなるとは書いてありません。
もしかしたら?という思いでやってみました。
希望は捨てないということです。
ついでにもう一つご紹介します。
痔に効くツボです。
痔には痔核と痔ろうがありますが、ここでは痔核のほうです。
痔という字は病だれに寺と書きます。
寺に入るまで治らないという意味があるそうです。
つまり、死ぬまで治らないということです。
もちろんこれは昔の話で、現在はそんなことはありません。
ちなみにバカにはつける薬もなければ、死んでも治らないと言われているので、それよりはマシということになります。
冗談はほどほどにして、このツボは頭にある百会というツボです。
なんでオシリが頭にあるのか、いや、オシリに効くのが頭にあるツボなのか不思議ですね。
そして、みなさんがもう一つ不思議に思ったこと、僕が痔なのかどうかはご想像にお任せするとして、、、
( ちなみに、このツボにはハマってません )
おっと、ここで言いたかったのはそんなことではなく、症状のでている患部に治療するのではなく、
離れたところに治療してそれが効くということです。
これを発見した大昔の中国人はスゴイと思います。
当時、鍼灸治療を受けていたのは、王様クラスの人でした。
つまり、人前でオシリをさらけ出すことなどプライドが許さなかったのでしょう。
よって研究を重ねた結果、こういったツボが発見されたと考えられます。
手のツボが顔に効く、頭のツボがオシリに効く、不思議ですがスゴイことなのです。