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冷え性に対する治療のお話をしていきますが、その前に、治療よりも大事かと思われる話をします。

 

 

冷え性に対しては、外から中から自ら、ということが大切だと私は考えています。

 

なんのこっちゃ!?とお思いになったことでしょう。

 

 

外から、というのは外から身体を冷やさないということです。

 

今の季節は衣類の防寒に対する性能も上がったりと外から身体を冷やしてしまうケースは少ないかと思います。

 

むしろ暑い夏のほうが冷房や衣類などによりリスクは高くなります。

 

また、気候の変動が激しい春分や秋分を過ぎたあたりも注意が必要かと思います。

 

 

中から、というのは身体を中から温めましょうということです。

 

飲食物に対する注意です。

 

昨今は健康ブームでありますから身体を温める食べ物・冷やす食べ物などいう知識も最早誰もが知っているような感さえあるように思われます。

 

ですからここであえて言うまでもないかなと思うのですが、一応言っておきます。

 

身体を温める食べ物は冬が旬の食材・北方で採れる食材であり、冷やす食べ物は夏が旬の食材・南方で採れる食材ですが、調理法などによってその性質が変わったりもするので意外とややこしく思います。

 

実生活において特に気をつけるべきことは、冷たい飲物は避け温かい飲物を摂るようにしたいところです。

 

そして生姜は身体を温める効果が高いので、摩り下ろして味噌汁や紅茶などに入れて習慣的に摂るようにすると良いと思います。

 

 

最後に、自ら、ということですが、これは身体を動かして自ら熱を産生しましょうということです。

 

身体を動かせば身体が温まるということは周知のことと思います。

 

血中の糖分であるエネルギーを消費することで筋肉は活動しその代謝物として熱が産生されます。

 

その熱が血液を温めそれが全身を廻るのです。

 

そしてやるべき運動は下半身の運動です。

 

なぜなら人体の筋肉の7割が下半身に存在するからです。

 

運動する習慣の無い方は、ウォーキングから始めてスローランニングくらいできるようになれば良いかと思います。

 

 

口で言うのは簡単ですが、実際に行動してみるのはなかなか難しいものであるかと思います。

 

なかでもこの3つで一番とっつきにくいのは、自ら、という部分ではないかと思います。

 

おそらく運動はやりたくないという方もいるでしょう。

 

そのような方はせめて腹式呼吸をやってみると良いと思います。

 

まさか呼吸もしたくないという方はいないでしょうから。

 

腹式呼吸のやり方が分からないという方は こちら を参照してみて下さい。

 

 

さて、そろそろ本題であります治療の話をしようかと思います。

 

 

弊院での冷え性に対する治療は、全身の施術(60分(¥5400))を鍼灸マッサージで行います。

 

 

このような体質の方は気血水の流れが滞りバランスの失調をきたしているという考えの下、東洋医学を用いてそれらのバランスを整えることにより体質を改善していく治療をします。

 

鍼は気を動かし、灸は血を動かすという考えが東洋医学にはあります。

 

また、気を動かすことにより血も動き、血を動かすことにより気も動くという相互に作用する性質もあります。

 

そして血は水の変化したものでありますから、気血が滞りなく流れバランスが整うことで水のバランスも整うものなのです。

そもそも便秘性などという言葉はないのですが、便秘になりやすい体質というものを便秘性という神秘性のある言葉を造ってみました。

 

また、便秘という言葉は症状を意味するものであり、言わずと知れたことですが、出るものが出ないということでその為に不快感をも伴うというものになります。

 

通常成人の排便は1日1回ですが、2,3日に1回でも何ら不快感を伴わなければ便秘とは言い難いということになり、逆に規則正しく出てはいるものの不快感を伴っている場合は便秘とも言えなくもないのですが、ここでは、不快感を伴わないけど出ていなかったり、なんとなく便秘気味だという場合を便秘性としてその治療についてお話していきたいと思います。  ( 余計な言葉を造ってしまった為説明がややこしくなってしまった。 若干後悔しなくもない。)

 


 

その前に便秘についてもう少し細かく見ていきたいと思います。

 

便秘には一時的なものと慢性的なものがありますが、臨床的意義が多いものは慢性的なものであります。

 

慢性的なものにはある疾患が影響して便秘という症状が出ているものと差し当たり原因が見当たらない便秘があります。

 

原因が見当たらない便秘は3つのタイプに分けることができ、弛緩性便秘、痙攣性便秘、直腸性便秘というものになりますが、例のごとくここではそれらの詳しい説明は避けます。

 

詳しいことが知りたい人は、これらのキーワードで今すぐ検索

 

詳しくない説明として、弛緩性便秘は運動不足や座る職業の人がなりやすく、痙攣性便秘は神経過敏性の人(過度の精神的ストレスがある人)がなりやすく、直腸性便秘は出すのを我慢する習慣が身についてしまった人がなりやすいという特徴があります。

 

このように生活習慣や精神的なものによって便秘にはなりやすいのですが、弛緩性と直腸性のものは不快感を伴いにくいという特徴がありここでいう便秘性に近いものになります。

 

 


よって、便秘性という体質の改善には生活習慣を改める必要が出てきます。

 

 

具体的には運動と食事です。

 

しかしながら、食事は嫌いという人はいないと思いますが、運動は嫌いという人がいます。

 

なので食事から話しをします。

 

食物繊維を多く含むものと水分を多く摂る習慣をつけます。

 

胃にものが入ると大腸が動くという反射が起こり通常は便意をもよおしますが、便秘性の人はそれが起こりにくかったり感じにくかったりすることが考えられます。

 

この反射は朝食後に大きく起こるので、なにはともあれこのタイミングでトイレに行く習慣をつけます。

 

次に運動ですが、運動、特に脚をよく動かすことは胃腸の働きを活発にするので何か運動する習慣をつけたほうがいいのですが、やりたくないという人は出来るだけ階段を利用するといいと思います。

 

 

さて、このように生活習慣を改善することが大切なのですが、これと合わせて治療をしていくと更に効果が表れてきます。

 

 

弊院での便秘性に対する治療は、部分的な施術(30分(¥2500))で鍼灸マッサージを行います。

 

特にお灸よる温熱刺激が内臓の調整には適しているのです。

 

メインの治療は鍼灸マッサージとなりますが、サブ的なものとして骨盤矯正(30分(¥2500))も有効です。

 

 

最近、お灸女子なぞいう女性が出てきたようで、お灸に対して肯定的なイメージが増えていくことは嬉しいことであります。

 

明治以前はお灸は世間では一般的なものでありましたが、文明開化により一部のインテリ人間から野蛮だと批判され、またその後のペニシリンなど画期的な治療薬の登場や西洋医学の発展などにより徐々に影が薄くなっていきました。

 

しかしながら、治療薬の発展は同時に副作用など身体への負担も大きくします。

 

お灸はツボに温熱刺激を加える副作用のない身体に優しい治療法であり、現代のような科学の発展した時代においても良さを分かっている人はお灸を続けており、新たにお灸女子の出現によりお灸がますます身近なものになっていくことを願って、最後はまたしても話が脱線してしまいましたが、この辺りで〆たいと思います。

・ 食欲が少ない。

 

・ 食欲はあるが思ったほど食べれない。

 

・ 下痢をしやすい。

 

・ 体が冷える。

 

・ 腹痛を起こしやすい。

 

・ 体力に自信がない。

 

・ 倦怠感がある。

 

・ 全身や手足がだるく感じる。

 

・ 思い悩むとどんどん深くはまっていく。

 

 

このようなことがいくつか思い当たる方は胃腸虚弱体質かもしれません。

 

これは、胃腸の働きが弱く、食べ物の消化吸収がうまいことできず、栄養不足の状態になっています。

 

東洋医学的に表現するならこれを脾虚といい、気血水の生成が少ないため、ダイエットしているわけでもないのに体格が痩せていて、太りたくても太れないといったことがあります。

 

このタイプの方は日常生活でかなり大変な思いをされていることと思います。

 

なにせ食べるということは毎日のことであり、私たちは食べることで生きているわけですから。

 

 

さて、このような体質には鍼灸治療が合うことが多いのです。

 

特に 『 お灸 』 が合うのです。

 

お腹と背中を中心にお灸をします。

 

お灸による温熱刺激がツボに作用し、胃腸の働きを正常な状態に変化させていきます。

 

 

弊院での胃腸虚弱に対する治療は、30分コース(¥2500)で鍼灸マッサージを行います。

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