'11/6/12 (Sun)
歪んだ骨格では、すらっとした良い姿勢をとることは難しいのです。
歪んだものを良く見せるには努力がいります。
それがストレスになっていき、コリや痛みなど身体の不調として現れてきます。
身体の不調は精神にも影響を及ぼします。
集中力が欠け、仕事や勉強など何事も中途半端になりがちになります。
歪んだものをそのまま見せるのには努力はいりませんが、姿勢は悪いままです。
そのまま筋肉は凝り固まります。
筋肉の過度な緊張は、その拮抗する筋肉を過度に弛緩させます。
これは筋肉のパフォーマンスを低下させます。
つまり十分な筋力が得られなかったり、バランス感覚の低下につながります。
歪みのないものはそのままで良く見えます。
多少○はまずくてもかっこよく見えます。
身体にみょうな力が入らなくなります。
よって筋肉は適度な緊張と弛緩が保たれます。
このような状態は持てる力を十分に発揮することが出来ます。
精神的な影響を考慮すると120%くらい発揮できるかもしれません。
さて、人はエイジングにつれて、姿勢が変化してきます。
わかりやすい表現をすると、腰が曲がる、ということです。
腰が曲がらない人もいます。
これは、腰を曲げて仕事をしてきたかということが影響していると考えられます。
代表的なのは農業ですが、現在は機械化が進み腰を曲げて作業する度合いが減ってきています。
機械化になる前に農業に携わっていた人、つまり田舎にいるおじいちゃん、おばあちゃんなどがそれにあたります。
だったら私は関係ないと思うかもしれません。
デスクワークで一日中座って仕事している人は、言わずと知れたことですが、あえて言います。
デスクワークというものは、農業とはちがっていても、腰にかかる負担ということでは注意が必要です。
なぜなら、腰にかかる負担が一番軽いものは、立ってウロチョロしていることで、一番負担が重いものは、座ってジッとしていることだからです。
座っていても腰が伸びている、背もたれに寄りかかっていない人は姿勢のいい人です。
逆に、腰が曲がって前のめりなっていたり、背もたれに寄りかかっておしりが前にずれているような人は姿勢が悪く、骨格がどんどん歪んでいきます。
冒頭にもお話しましたが、骨格の歪んでいると不都合がでてきます。
ただでさえエイジングによって骨格は歪んでいき、姿勢は悪くなります。
生きている以上エイジングは避けて通れませんが、姿勢は努力しだいでなんとかできるのです。