'13/2/6 (Wed)
先の節分の日、初のハーフマラソン大会 ( 神奈川マラソン ) に出場した。
スタートは11:30。
その15分前にはスタート地点に並ぶように言われているが、僕が並んだのはトイレの列。
10:30過ぎに一度済ましたのだが、なんだかこの後に及んで下半身がなんとなくモヤモヤ。
すごい行列のできるトイレで、多少は並んだもののスタートに間に合わないと判断し、スタート地点へ。
行ってみると物凄い人ごみ。
後ろに行ったら大変なことになる思い、途中から入れてもらったというか無理やり入ったというか、そんな感じで目標タイム2時間以内の集団の中へ入る。
パン!!とスタートのピストルが鳴った。
5、6分後にようやくスタートを切るも、のろのろと進むだけで身動きがとれない。
これがマラソン大会か!と肌で感じた。
進んでいくにつれて少しづつスペースが出来てくる。
人ごみを抜けるのに必死なのだが、どこまで行っても抜けれない。
そして5kmを通過。
タイムは、25分35秒。
どういうわけだか予想よりもいいタイムだったが、人ごみが無かったらとしょうもないことを思ってしまった。
5kmを過ぎると折り返してきた先頭グループの大学生とすれ違う。
当たり前だがスピードが全然違う。
目標は来年の箱根かな?と想像した。
僕もだんだんとペースを上げることができた。
10kmの通過タイムは、48分8秒、この5kmは22分33秒で走ったことになる。
ハーフマラソンは21.1kmを走る。
その半分の10.5kmのときに時計を見ると50分xx秒だった。
目標の1時間30台が見えた!
ここまでだいたい5km毎に給水をしている。
口を潤す程度しか飲めないがこれが意外と大事なのだと思う。
15kmの通過は1時間11分28秒、この5kmは23分19秒。
とりあえずまだ目標達成圏内にいると認識できた。
そして、最後の折り返しを過ぎると応援ボランティアのおばちゃんが『あと5km頑張って!』と声をかけているが、『え!?5km?まだそんなに残ってる?』とちょっとやる気がダウンしたが、すぐ先のカーブを曲がるとおじちゃんが『あと4km!』と声をかけていて、『そうだよな!』と納得し、またやる気が出てきた。
おばちゃん!、どういうこと!? ... ま、いっか!!
15→20kmまでが一番きつかったように感じた。
20kmのラップをとると、1時間35分01秒、この5kmは23分33秒。
多少ペースが落ちたのではあるが、残りはあと1.1km。
目標達成は間違いないと思った。
最後は残ってる力をふりしぼった。
しかしちょっとしかペースが上がらない、と感じながら走っていた。
息は切れないのだが、足がいっぱいいっぱいになっているのがよく分かる。
それは足のバネが無くなっているのだ。
1時間39分50秒で完走。
最後の1.1kmは4分49秒。
ぎりぎりで目標達成。
あぶねぇ、あぶねぇ。
最後のガンバリがなかったら多分40分を越していたのだろうと思う。
そう考えると、最後のガンバリがとっても大切で、そこでガンバらなかったら20kmまでが無駄な努力、とまでは言わないが、きっと残念な気分か悔しい気持ちになっていたのだろうと思う。
まあ、偉そうにもそんなことが言えるのは目標を達成したからなのだろうと思うのだが。
しかしここはまだまだ通過点、目標はフルマラソンなのである。
スタートからゴールまで人をかき分けている間に終わったという印象。
マラソンは自分との戦いだ、というのを聞いたことがあるが、ハーフは他人との戦いだ、最後の6.1km、特に残りの1.1kmが自分との戦いだと思った。
第2部は、便座、いや、銀座のジョーズシャンハイという中華屋、いや、ハイセンスなChainese Cuisine のレストランでケンイチ、マサミ、ニッコ、ニッコの親戚のハッちゃん、その友人のオグチさんと上品なお味の中華料理を紹興酒のお燗で流し込んだ。
ほろ酔い気分で帰宅し、23:55にアラームをセット。
23:55まではどうあってもいいが、そのアラームで絶対に意識を取り戻さねばならない。
というのは先日、早稲田の穴八幡という神社で買った融通のお守りを節分の日の夜中0時に南の柱に貼らねばならないのである。
そしてそのお守りは無事貼ることができた。
新年の行事がひとまず終わった。