'12/4/13 (Fri)
4年前の開院のお祝いに師匠から頂いた胡蝶蘭。
毎年のことですが今年もまた咲きました。
まだ早咲きの一輪?だけですが、そのうちに他の蕾も花開き咲き誇ったところを見せてくれることでしょう。
先日、ランナーの聖地皇居に行って念願の皇居ランを果たしました。
当初2周(約9km)を予定していたのですが、左ひざの古傷が2週間前から痛みを発しており、まめに治療していたものの残念ながら治癒までは至らず痛みを抱えながらのランになったため、大事をとって1周で手を打ち何とか無事完走できましたが、膝の痛みは増し腫れもありどうやら炎症が強くなっていたようでした。
ランニングステーションでシャワーを浴び、その後は友人と夜の街に溶け込み軽く一杯ひっかけていい気分で帰路についたのでした。
本来炎症が起きている時は一杯ひっかけるなんてことはやってはいけないことですが、生きていれば例外というものがあるもの。
しかしながら、オレの膝どうなっちまうのかなぁ・・・という不安もアルコールで酔い飛ばすことはできず、というかできなくてよかったのであろう、帰宅して冷静な判断を下し一晩中アイシングして寝たのであります。
翌朝火曜日は思いのほか痛みが増しておらず通常通り仕事をこなすもやはり炎症は続いているようで、アイシング ・ はり ・ お灸 ・ マッサージ ・ ストレッチ を繰り返し行い昨日木曜日にはほぼ痛みは消失し炎症もほとんど治まったようでした。
こうなるとしめたもので、今夜ちょっと走ってみようかという気が起こるのです。
しかしここは逸る気を抑え基本に忠実に、例外などという言いわけを作らず、膝を休めることに専念することに決めたのであります。
衝撃に強い身体を造ろうとランを初めて半年が経ち、始めは右膝、今回は左膝と炎症を起こし、意外と衝撃に弱かったということをあからさまに露呈した結果となったわけですが、今となれば原因はおそらくこれだとほぼ断定ができます。
極めてごく単純な原因ですが、オーバーワークです。
今の自分にとってはペースにしても距離にしてもとにかく走り過ぎなのです。
気持ちはまだまだいけると思っていても身体がついてきていないのです。
もう42なのです。
悲しいことにどうにも曲げられない事実なのであります。
よって事実の受け止め方を曲げるしかないのです。
身体がついてきていないということは放っておいて、それよりなにより気持ちが先に行きすぎているのです。
衝撃に強い身体を造ることを目的として始めたランであり、ハーフマラソン2時間以内の完走を第一の目標に設定して走っていたものの、その目標を達成しないうちにこりゃいけるなと勝手に思い込み、目標は高いほうがいいのだ!とフルマラソン完走という目標に設定し直したのがそもそもの誤り。
気持ちばかりが先走る原因になってしまいました。
目的を見失うことなく、目標をひとつひとつクリアしていくことで目的を達成できるのだなと思い知らされたのであります。