'12/2/9 (Thr)
昨夜からスカイツリーまでのところを浅草まで脚を延ばしてみた。
1カ月前再びランニングを始める際また故障するのはもう勘弁と思い、今までより距離を短くペースも落とし週3から週2に減らして走ることにした。
しかしそんなランニングで楽しいものかと疑問符がついての再スタートではあったのだが、いざ走ってみるとスッキリ爽快たのしいのである。
この1カ月膝に痛みが出ないかと内心はヒヤヒヤしながらのランニングではあったが、アフターケアもそれなりの真面目さでやったお陰か差し当たり不具合も出ずに走り抜くことが出来たことは嬉しく思うのである。
昨今のマラソンブームのおかげ?なのか弊院にもマラソン愛好家が治療にみえるようになった。
ほぼみなさん膝の治療である。
私もご多分に漏れることなく膝を痛めたのではあるが、その話を患者さんにしたところ 『 接骨院の先生なのに 』 と言われてしまった。
うちは接骨院ではないのであるが、どうやら患者さんにとっては同じように見えるようなのである。
非常に悲しいことである。
さて、私は本を読むのが好きなのであります。
だいたい3冊程度を平行読みをするので所要時間が3倍くらいかかるのですが、たしか10月頃から読み始めた 『 翔ぶが如く 』 という司馬遼太郎の作品を昨日読み終えました。
これは10巻まである長編ものであり、明治維新後約10年の薩摩(今の鹿児島県)を中心とした話でした。
時期的には面白そうな雰囲気はあるのですが、坂本龍馬、高杉晋作などの面白い人達は幕末に斃れてしまったせいか読んでみるとなかなか苦渋の味わいがあり途中で放り投げたくなるような焦燥にもかられました。
しかしそんな気持ちを抑え最後まで読もうとマラソンで言うなら最後まで走り抜こうという感じなのか、私はフルマラソンはまだ経験がないので実際ところは分からないがこのような場合はきっと最後の最後には精神力がものをいうのだろうと思います。
というこで、私にはこの作品を通じてある種忍耐力のような自信がついたのであります。