'10/5/28 (Fri)
『 流水は腐らず 』
カラダには水が流れています。
血液やリンパが水に相当します。
これらの流れが悪くなると、カラダには異変が起こってきます。
つまり病気になります。
人間は自然界の一部です。
と言われてもピンとこないかもしれませんが。
東洋医学では人間は自然界の一部であるという考え方をします。
自然界にも水は流れています。
雨水が川となり、川は海にそそぎ、海の水は水蒸気となって天に昇り、また雨として降ってきます。
近年は地球温暖化で、氷が解け、それが水や水蒸気になります。
水や水蒸気が以前よりも多く存在してます。
水蒸気はいずれ雨として天から降ってきます。
以前より多くなっているので、大雨になる確率も高くなります。
大雨が多くなると、自然災害も多くなります。
一見、自然災害に見えますが、人災とも思えます。
話が脱線しましたが、自然界の一部として人間にも水が流れています。
どういうことかと言いますと、体外から体内へ、そして体外へという水の流れがあります。
体内に入った水は、すぐに流れ出るのではなく、一時溜まります。
時間的にどのくらい溜まるのかということは分かりませんが、
例えばこういう解釈もありかなと思います。
それは、体重50kg の人だと体内の水分は約30kgになります。
1日に1リットルしかお水を飲まない人だと、すべて入れ替わるのに30日かかります。
1日に2リットルのお水を飲む人だと、15日で入れ替わります。
30日前の水より15日前の水の方が新鮮なのは明白です。
カラダの水がより流水と言えるのは、後者です。
僕は、去年から1日にお水を2リットルは飲むようにしています。
カラダの調子が更に良くなりました。
御世辞かもしれませんが、肌つやがいいね!とよく言われるようになりました。
自覚も出来るし、他人から見てもそうなのです。
そして、間違ってはいけないのが、飲むべきはお水です。
水道水でもペットボトルの水でもかまいません。
水分なら毎日ビールビール を2リットルは飲んでるぜ、
なんて人がいますが、水分の話ではありません。
今はお水の話です。
ちなみに、コーヒー、お茶類、アルコール類は、利尿作用があるので、
これらをよく飲む人は、お水をさらに飲む必要があります。
人間が必要としているものは、古来からお水なのです。