'09/11/21 (Sat)
熱燗に幸せを感じる季節となったものの、手足が冷えてなかなか寝付けない不幸な方もいることでしょう。
実は私も数年前までは男のくせにもの凄い冷え性でした。
そのくせ真冬でもサーフィンをやるので、足の冷えにはツライ思いをしてました。
千葉の鴨川によく行くのですが、東京に帰ってきてもまだ足が冷たいままでした。
東京までは2時間以上かかるのですが、全然足が温まらないのです。
冷え性じゃなくて完全に冷え症です。
で、現在は、というと、冷え性の体質は改善されています。
どう改善されたかと言いますと、
靴下をはかずに眠れるようになった。
真冬のサーフィンでもブーツをはかず、素足で海に入れるようになり、海から上がってすぐに足が暖かくなるようになった。
夏、冷房のきいたところでも、長袖が不要になった。
といった感じです。
どうやって改善したか気になるところでしょう。
日頃のケアが一番大切です。
私の場合、ダウンジャケットとタオルと入浴です。
この季節、ダウンジャケットを着て、首にタオルを巻いて寝ます。
羽毛布団だったらダウンはいらないのかもしれませんが、あいにく羽毛布団ではないので。
体幹は暖かくしないと寝付けないでしょう。(体幹:全身から頭、手、足を除いた部分)
なぜなら、体幹には内臓があるからです。
寝る前にホットミルクを飲むといいというのは、ミルクのトリプトファンという必須アミノ酸が眠気を誘うのと、ホットにすることで内臓を温めるからです。
そして、手足というのは、体熱を放熱する役目をしています。
元から身体が冷えていたのでは、放熱できないので手足は冷たいままで、寝付くことが出来ません。
ちなみに春になって暖かくなると、この格好では暑すぎて眠れませんでした。
それから、寒いので、一度フードをかぶって寝てみましたが、最悪の朝を迎えました。
頭寒足熱というのが健康の基本というのを実感しました。
次に入浴の話をします。
ぬるめの湯で時間をかけて半身浴がいいなんて言われていますが、私もいいとは思うのですが、片手落ちかなと。
冷え性は体質なので、熱い湯がいいと思ってます。
実際私も週に1回は熱い湯に入ります。(あとはシャワーだけです)
ぬるめの湯は、精神的なリラックス効果が高いです。
熱い湯は、身体的な改善効果が高いです。
なぜなら、熱い湯の刺激により、体内にHSP(ヒートショックプロテイン)というものが増加します。
これは、免疫力を高めたり、自然治癒力を高める働きがあります。
理想は、週5はぬるめの湯で、週2は熱い湯での入浴がベストだと思います。
最後に、私の冷え性に一番衝撃を与えたのは、実は鍼でした。
鍼でかなり改善されたことによって日頃のケアをしていけるようになりました。
冷え性に関しては、飲食や夏の過ごし方など注意すべきことがまだまだありますが、やかましくなる前にこの辺で〆たいと思います。
では、今夜は熱燗で温めるとしますかな。